うちがあるのは都会ではありません。都会でないので、電車・バスといった便利な交通機関は、ほとんど無いといっていいところです。だから、どこに行くにも車を使います。車がないと、まともに生活することも難しいですね。
目的地までのドアtoドアの間は自動車に乗るだけです。つまり、歩かない。以前、試しに万歩計をつけたことがありますが、一日で3000歩くらいだったと思います。
一方、都会の人はバスや電車を使います。駅の乗り換えでは、必然的に歩くことになるので、かなりの距離を歩く人もいるのかと。「都会の人はかっこいい、きれいだ」というのは、お洒落だからだと思っていましたが、実はこの毎日の「運動」が効いているのかもしれません。
今日は近所の会社で、サマーフェスティバルという地域交流のため?のお祭りがあります。屋台が出て、戦隊もののショー、物まねショー、そして花火といったことが行われるのですが、こんなときも、みんな車でお出かけです。
当然、普段より多い車の出現によって、近隣は混雑することになります。運動不足の思いもあることだし、健康のためにも、今日は自転車に乗って行くか。
うちには、ひょんなことから入手した、未使用の折りたたみ自転車がありました。ちょうどいい機会だから、メンテナンスをして、その自転車で出かけることにします。
「90%組み立て済み」の残りの10%分を組み立てて、空気を入れて、油を差して、、、一仕事です。。
さぁ、自転車で出発です!
準備には苦労しましたが、新しいものを使うときは、なんであれ気分がよいです。期待を込めて、新しい折りたたみ自転車でサマーフェスティバルに出発しました。会場までは、約4キロ。天気は快晴で申し分ないサイクリング日和です。
おっと軽い。何だこのギア比は。
そう、やけに軽いのです。というかちょっとスピードを出すと、猛烈な速さでペダルを回す必要があります。5段変速の一番軽いところにしているのかと思いましたが、一番重いギアになっているようです。途中の下り坂では、スピードにのってかなり速度がでるのですが、そのスピードでは、ペダルをいくら速くまわしても空回り状態です。
いい年をした大人が、短パン姿で小さな折り畳み自転車にまたがり、最高速でペダルをまわしている姿を想像してみてみましょう。しかも、回転しているほどには、速くない感じです。事情があるならともかく、かなり滑稽な姿ですね。
そんな、姿を晒してしまいました。もともと小さな折りたたみ自転車は目的地まで車で行って、その付近を散策する程度にしか使えないのでしょう。また、都心でちょっと近所を走るのには有効かもしれません。でも、サイクリング自体を楽しむような乗り方をしてはいけないものなのでしょうね。
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