ノイズキャンセルヘッドホン「PXC300」を使ってみた

ノイズキャンセル機能の付いたヘッドホン、オーディオテクニカ製 ATH-ANC7 を試用して、すっかりノイズキャンセルヘッドホンのとりこになってしまった。

で、いろいろと調べてみて、 ゼンハイザー の PXC300 というヘッドホンをネットで購入。

なぜ、PXC300にしたかと言うと、大きさが丁度いいから。

audio-technica の ATH-ANC7 のような、大きな密閉型のヘッドホンは、持ち歩きするには、結構荷物(=邪魔)である。

といって、SONY のインナーイヤー型のものは、小さくて持ち運びに便利だけど、ノイズキャンセル自体の効果が極小と感じたのでNG。

で、 PXC300 である。

箱に欠陥があるとのことで、安くなっていたのだが、実際に物を見るまではチョット不安。

で、今日の午前中に PXC300 は到着した。

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箱の欠陥がどこにあるのか、すぐにはわからないが、箱の裏には、「アウトレット」のシールが大きく貼ってある。

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で、よくよく見てみると、箱の角がほんの少しだけつぶれている。

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これが、箱のの欠陥だとしたら、全然問題ない。新品と同様である。

一応、「中身は新品」と書いてあるが、この程度の箱の欠陥なら、中身はまったく問題ないだろう。

この箱の欠陥のおかげで、3~4千円近く安く PXC300 を購入することができたので、儲けものである。

箱から出したところがこんな感じ。箱の角の欠陥の影響は、当然皆無であった。

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PXC300 の製造元である ゼンハイザー は、ドイツの会社なので安心感がある。

最近、安かろう悪かろうの製品が多いが、プロフェッショナルな用途にも用いられている ゼンハイザー の製品なら安心である。

PXC300 は、折りたたんで小さくすることができるようになっていて、持ち運びに便利そうである。

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持ち運び用の収納ケースも付属していた。

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ここで、電池の他に中に入っているのは、飛行機やステレオ機器用に使うための変換プラグである。

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両サイドには、 PXC300 の型番がシルバー素材であらわされているが、高級感があっていい感じである。

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頭のアーム部分には、メーカー名、SENNHEISERの文字が、記載されている。

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そして、こちらが、電池ボックス、兼、ノイズキャンセル回路のユニット。

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チョット大きいので、持ち運びの際に邪魔になるが、

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ベルトなどに掛けられるようになっている。当然小さいに越したことは無いが、そこはドイツ製、 PXC300 は良く考えられているのであった。

さて、実際にノイズキャンセルの効果だが、使う環境によって効果を強く感じたり、あまり感じなかったりする。

電源をONにすると、若干の高周波ホワイトノイズが、聞こえるが、これは全く気にならない程度。

ソニーのインナータイプのノイズキャンセリングヘッドホンは(型番忘れた)、スイッチオンで、ものすごいホワイトノイズで驚いたが、 PXC300 は、殆ど気にならない程度である。

オーディオテクニカ製の ATH-ANC7 のホワイトノイズと比べても、少ないと思う。

ノイズキャンセルの効果自体は、初装着で感じたのは、オーディオテクニカ製の ATH-ANC7 よりは、効果が若干少ないかなと。

よく言えば、 PXC300 は、低周波の方を良く消してくれて、人の声は、多少聞こえるように残してくれる感じ。

まぁ効果が少ないといっても、ソニーのインナータイプのノイズキャンセリングヘッドホンよりは、圧倒的にノイズを消してくれる。

ATH-ANC7 に比べて、耳全部を隠していない分、音が聞こえるのかもしれないが、性能的には満足している。

あと、電源のOn/Offの状態で音質は大きく変わる。

電源Onの時に比べると、Offにしたときには全体的に音量が小さくなって、低音があまり出力されないようである。

まぁ、電源Onで使う前提であれば、 PXC300 は個人的にはかなり好きな音質である。小音量でも厚みのある低音が、特に気に入っている。

それから、よく気をつけないといけないのが、装着感。

こればっかりは、性能表にも記載されていないので、口コミ等からしか情報を入手できないが、 PXC300 に関しては、噂のとおり、かなり良い装着感である。

長時間使用していても、痛くなるところがない。

オーディオテクニカ製の ATH-ANC7 は、少しきつい感じがして、長時間使っていると疲れたが、PXC300 においては、全く不満がない。

頭の部分のアームにもさりげなくソフトなクッションが付いている。

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また、耳にかぶせるのではなく、のせるタイプなので、暑くない。汗でべたつきにくい。というのがいいところ。

唯一いまいちだと思ったところは、自転車に乗って使ったところ、風きり音が発生してしまうところかな。これは、 ATH-ANC7 でも同じだったが。。

まぁ、値段と性能を考えたら、とにかく買いのヘッドホンである。

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